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この記事の最終更新日は 2022年7月28日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

郵便配達の仕事はきつい?どのくらいキツイ?経験者が実態暴露します。

ネットで郵便配達の仕事についてよく質問されている場面を目にします。

 

ヤフー知恵袋や教えてグーとか。

 

質問する人は郵便配達の仕事に興味があるのでしょう。質問するくらいだから。

 

給料が安定しているので確かに安心感はあるのかもしれませんが、仕事の内容はそれなり?いやそれ以上にきついかもしれませんよ?

 

経験者が語る、郵便配達の仕事の裏事情をぶちゃけます。

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目次

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郵便配達の仕事はどのくらいキツイのか。

郵便配達の仕事はバイクか軽自動車かになるので、それによってきつさも多少変わってきます。

バイク=通配達

 

軽自動車=混合配達

 

僕は軽自動車での混合配達とバイクでの配達をやりましたが、説明しやすいので混合配達での仕事の実態を書きます。

 

軽自動車での配達業務はきついのか??

 

「はい。きつかったです。」

 

僕のときは時給870円に雇用促進暫定手当というプラス給110円がついて時給980円でしたが、この時給でこの業務内容と考えるときついですね。

 

ただ、きついのは就職しての半年間ですね。

 

最初の一か月ほどの期間は先輩が一緒について回って補助的な作業なので、それほどきつくはなくむしろ楽しいくらいでしたが、先輩から離れて独り立ちしてからの5か月間は本当にきつかった(+_+)

 

特に独り立ちしてからの2か月間は夢に出てくるほどきつかったです。

 

夢に出てくるくらいでしたから。

ミスをして焦っている場面の夢…

 

あとは、帰宅してお風呂に入り寝床についてから、「あれ?間違いなくあの家に配達してよかったんだよな??隣の家だったか??」とか、誤配(ごはい)の心配も頭をよくよぎりました。

誤配は絶対にやってはいけません。誤配をして苦情が来ると班長と一緒に誤配先に謝りにいき、そのあとに始末書。課長または部長クラスからの叱責(しっせき)が待っています。

 

 

たぶん、現役の配達員の人は夢に出てきたりする呪縛からは抜けられないと思います。

 

僕は家に帰ってからも配達業務のことを考えるようになってから、このままでは精神的におかしくなるかもしれないと思って、考え始めたら頭を切り替えて無理に違うことを考えるようにしてましたよ。

 

郵便配達の何がきついのか?

  • 誤配
  • 配達証の紛失
  • 人間関係
  • 孤独との戦い

 

こんなところでしょうか。

 

今思い立ったことをザックリと書きましたが、さらに思い出したときは追記していきます。

 

誤配

言葉の通り、間違った家に物を届けてしまうことです。

 

あとから住人からの苦情で発覚します。

次の日の出勤のときに、班長または課長クラスから声をかけられたらアウトです。誤配確定。

 

でもね、誤配もしょうがないといえばしょうがないのかも。

 

だって、最近の新築の家って番地どころか表札まで出していない家がほとんどです。

 

個人情報保護とかって自分たちでは表現しているけど、配達業務をしている人たちにとって本当に迷惑極まりない行為です。

 

「表札くらい出せや」

 

マジそう思います。

表札を出したからって何か不具合が生じますか?

 

日本の法律で最低でも表札くらいは掲げることを決めてほしいくらいです。

 

なので、配達員は地図とにらめっこしながら隣の番地や聞き込みをして、配達をしています。

 

 

隣の家の人に隣の家の苗字を訪ねてもわからないってすごいと思いませんか?

無関心すぎませんかね?

 

隣の家の名前もわからないって…

 

まぁだから配達しに行く前に、バイク通配の人がいたら配達物がこの家でいいのか聞くことが大事ですね。

 

バイクの人たちは毎日配達しているので、どの番地にどの人が住んでいるのか把握していますからね。

 

すでにバイクの人たちが配達で出てしまっていたら、しょうがない、自分で周りの家に訪ねて誤配のないように配達完了するしかないです。

 

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配達証の紛失

配達証ってわかりますか?

 

荷物を配達してくれた時にお客さんがサインするあの紙のことです。あれが配達証。

 

あの配達証は個人情報だらけなので絶対に紛失してはいけません。

 

名前や番地、電話番号、荷物の中身が配達証に記載されているので大事な書類と郵便局では考えています。

 

個人情報保護とかコンプライアンス違反とか郵便局はめっちゃうるさいですからね。

 

もし配達証をなくしてしまったら、その班員全員で配達証を探しまくります。見つかるまで。。

 

見つかることってほぼないのですが、夜遅くまで配達してきたルートを探しまくります。

班員にとっては迷惑でしょう。

 

早く帰れると思っていたのに居残りで配達証探しですからね。

 

配達証が見つからなければ、始末書と上司からの叱責が待っています。

 

また、局長や部長の判断もあるのかもしれませんが、支局へのミスの報告、そして、どこそこの局で配達証紛失したと御触れが回ります。

 

人間関係

メンタルの弱い人にとって、局内での人間関係が一番きついと感じるかもしれません。

 

僕も最初は人間関係に翻弄されましたからね。

 

まぁー郵便局っていろんな人がいます。

郵便局というと人間ができている人の集まりだと思っていましたが、いやいや、人間ができている人は1割もいません。

 

就職して挨拶してみればわかります。

 

ちゃんと挨拶を返してくれる人が少ないこと…

明らかにまともじゃない人もいます(+_+)

 

他の会社では絶対に勤まらないであろう人もいます。

 

意地悪な人、人に無関心な人に交じってごく少数、優しい人がいる感じです。

 

なので、メンタルが弱い人は郵便局員には向いていません。

 

孤独との戦い

郵便配達の仕事は孤独との戦いです。

 

配達に出れば誰とも話をすることなく、全部の荷物を配達しきるまでもくもくと作業することになりますからね。

 

軽自動車での配達はお客さんが不在でなければ、対面して言葉を交わしますが、それ以外は無言でもくもく作業です。

 

この孤独な作業に耐え切れない性格の人は郵便配達には向いていません。

 

メリットは福利厚生がしっかりしていること

郵便局のバイトでメリットだと思うのは、福利厚生がしっかりと保証されていることでしょうね。

 

残業代も「分単位」でキッチリと支給されます。

 

また、バイトなのに社会保険、健康保険とかけてくれます。

 

普通、バイトだと国民健康保険に国民年金を自分で支払う場合がほとんどだと思います。1日8時間勤務なので福利厚生をしっかり保証しないとダメなんでしょうがね。

 

でもこの福利厚生は一番のメリットだと思いますよ。

 

福利厚生については「郵便配達のバイトは社会保険どのくらいつくの?」のページでまとめています。

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