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この記事の最終更新日は 2022年7月28日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
郵便局の配達の仕事をしたいと思っている人も多いと思います。
理由は給料が安定しているから。
不景気とか関係ないですからね、郵便局は。
公務員とほとんど同じです。
ただ、昇給やその後のことは働くその人次第で変わります。
「郵便局の期間雇用社員の未来は明るいのか?」
ズバリ答えますね('_')
郵便局の配達社員の給料はどのくらいなのか?
ここでいう配達社員は正社員じゃなく期間雇用社員のこととして説明します。
そして、混合配達の軽自動車での配達社員を想定して書きますね。
通配のバイクでの配達はまたちょっと時給が違います。
期間雇用社員とは6か月契約の社員です。
簡単に言えばバイトみたいなものです。
現在(2019年現在)国の方針で「最低賃金時給1,000円を目指しましょう!」
となっているので、日本郵便も時給があがりました。
基本賃金 870円+雇用促進暫定手当 110円です。
時給980円ですね。
時給980円で一日8時間労働だから、一日7,840円。
基本、月22日間勤務だから残業は考えないとして、総支給額月給172,480円です。
これが期間雇用社員として就職しての最低賃金です。
実際には総支給額から社会保険等が引かれるので、手取りで150,000円前後。
安いか高いかは個人の考えによります。
時給980円であの仕事内容…となると、僕からズバリ言わせてもらうと安いかな(._.)
精神的ストレス、緊張感、責任…いろいろ込みで考えると時給980円は安いと思いますよ。
これは実際に郵便局で配達をしてみればわかると思います。
あの仕事量だったら、僕だったら1,300円はもらいたいかな。というのが本音です。
だってね、緊張感と責任追及は半端ないです。
- 釣銭が合わないと大変
- 時間指定厳守
- 配達証紛失は厳罰
- 事故厳罰
- クレーム厳罰
挙げるときりがないです。
これらを注意しながら、ゆうぱっくや書留、レターパック、特定記録郵便、国際郵便(EMS)、速達を配達しなければなりません。
あとは通配の人がバイクのキャリーケースに入れられない大きさの定形外郵便もこちらに回ってくることが多いです。ベネッセの「こどもちゃれんじ」とか。。
そして日によって配達量が変わります。
配達する荷物はその日のうちに届けなければならないというノルマも出てきます。
キツイと思いませんか?
絶対に事故を起こさないように全部配達して、紛失厳罰ですからね。緊張感がハンパないです。
辞める人が多い理由がここにあります。
郵便局の配達期間雇用社員は昇給できるのか?
基本的には昇給は無しです。
ただ、契約更新時に世の中の状況やあなたの自己スキル評価を見て基本賃金を改定する場合はあります。
入局してすぐは「C評価の習熟度・無」の状態ですが、半年ごとに「C評価の習熟度・有」→「B評価の習熟度・無」…と段階的にスキルアップしていけば、時給アップする仕組みです。
ちなみに「習熟度・無」から「習熟度・有」になると時給80円アップという感じです。
もちろん、何も問題なければですよ?
お客さんからのクレームが多いとか、無断欠勤が多いとか目立つようなことをしていれば、評価アップできません。
また、配達区の他の区を覚えると昇給します。
他区を覚えれば覚えるほど、時給があがっていく仕組みです。
確か最高で時給1,480円が限度だったはずです。
でもですね、実際には他の区までを覚えるほど余裕はないです。
まずは今自分が担当している区を地図を見ないで配達できるくらいにならないと無理です。ということは所属して1年は最低でもこの時給980円ということです。
いくらその土地に詳しい人でも1年で配達区の番地全部を網羅するのは厳しいです。
郵便局の配達の仕事は配達する区を広げていくと昇給していくのです。
それ以外は昇給の道はないです。
郵便局の期間雇用社員はボーナスどのくらいもらえるのか
ボーナスは年二回(6月・12月)確実に支給されます。どんなに世の中が不況であろうと支給されます。
この辺は公務員と同じです。
非常に安定していますよね。
ボーナスは1回8万円くらいですかね。人によって変わってきますが、入局してすぐのボーナスでも8万円支給されました。
そこから税金を引かれて7万円弱くらいが手取りになります。
一般企業であれば、業績不振とかでボーナス減額とかボーナスカットが当たり前の時代に日本郵便はきちんと決まった金額支給されるので助かります♪
正社員であれば、ボーナスはもうちょっと支給されるようですよ。
郵便局の配達の仕事に未来はあるのか?
未来。。。
んんー長く働く仕事ではないかな。って感じです( 一一)
10年以上働いているベテランの郵便局の配達員の仲間に聞いても、楽しんで仕事をしている人はいません。皆無。
皆、家庭のためにしょうがなく辞めないでいるようです。
つらいですね。
ただ数人、期間雇用社員から入って正社員になった局員を知っています。
その局員とも話をしますが、混合配達は楽しくないといいますね。
混合配達=軽自動車でのゆうパック等の配達
通配=バイクによる郵便物配達
なんで混合配達は楽しくないの?
混合配達は時間に追われるからでしょうかね。
ゆうパックや書留、速達など時間指定があり、その指定した時間までにお客様のところに配達しなければならないので時間との勝負です!
時間との勝負があるのに事故るなと言われているので、いやー混合配達は大変ですよ。
未来があるのか?と質問されたら、僕は即答で「無い」と答えるでしょう。
まとめ
給料は総支給額172,480円(残業なしで)になります。
実際には残業なしということは考えられないので、残業代がプラスになって18万~19万円という場合が多いです。
お中元時期やお歳暮時期は残業が多くなるので総支給額22万円とか普通です。手取りで19万円とか。
さらにボーナスが年2回、合計で14万円前後確実に出ます。
世の中が不況でも、さすが元公務員企業だけあって給料は安定しています。
そこだけかな、郵便局員のメリットは(=_=)